【JCダート】3着タルマエ直線痛恨

 「ジャパンCダート・G1」(1日、阪神)

 1番人気のホッコータルマエは3着に敗れた。直線入り口で逃げるエスポワールシチーに並びかけ、先頭に立ったのが残り1F。ただ、そこからが伸びない。幸は集中力を欠く相棒をステッキで叱咤(しった)したが、最後は2頭にかわされた。

 予期せぬ敗戦だった。鞍上は「スタートも決まって理想通りだったけど…。1頭になってソラを使ったことが敗因。反応できなかった」と肩を落とした。

 この1年間で6つの重賞タイトルを積み上げた。昨年(3着)のリベンジに臨んだが、またしても銅メダル。西浦師は「残念です。エスポをマークするような形でいったけど…」と唇をかむ。まだ4歳馬。「若いし、リベンジできるチャンスはいくらでもある」と東京大賞典(29日・大井)で巻き返しを誓う。

 11月27日、馬主の矢部幸一氏がこの世を去った。指揮官は「またオーナーにいい報告ができればいいですね」と穏やかな表情で競馬場をあとにした。

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