「賞金王決定戦・SG」(18日開幕、住之江)
賞金ランク3位で、初めて決定戦に進む新田雄史。同期の篠崎元志や1期上の峰竜太には少し遅れたが、笹川賞(福岡)でSG初制覇を決めて堂々の参戦を果たす。
その笹川賞。優勝戦では、進入から強い決意を見せた。5号艇ながら3コースに入り、内2艇がやり合うのをしっかり見定めて差し切り勝ち。「整備力とか、まだまだ力不足」と話した優勝会見でも「ターンは自信ある」と言い切ったのが印象的だった。
今回は師匠・井口佳典とともに参戦。妥協なき師弟対決が、黄金のヘルメットの行方にも大きく左右しそうだ。