キズナ年内引退へ 宝塚記念は参戦
「JRA賞授賞式」(27日)
今年が世界制覇のラストチャンスとなる。キズナの前田晋二オーナーは「早い段階で種牡馬にさせたい気持ちがある。現役は年内で終わりになるでしょうね」と今年限りでの引退を示唆した。
さらに年間通じてのローテにも言及。大阪杯から始動し、「天皇賞(春)に出走するかはまだ分からない。ただ宝塚記念には参戦します。それが終わってから海外に行く」と見通しを語った。秋の大目標は当然、昨年4着に敗れた凱旋門賞制覇。「行くだけではない。勝ちに行きます」。現地で前哨戦を叩いて本番に臨む、昨年同様の形でリベンジを狙う。