【高松宮記念】ストレイト伸びた11秒6

 「高松宮記念・G1」(30日、中京)

 前哨戦のシルクロードSを快勝。待望のビッグタイトルを視界に捉えたストレイトガールが19日、栗東CWのプレリハーサルで鋭い伸び脚を披露した。

 6Fで0秒7先行の僚馬アウトオブシャドウ(4歳500万下)を目標に、前半から闘志を表に出していたが、巧みに抑えを利かせて直線へ。鞍上が軽く仕掛けると一気にかわし去り、抜群の伸び脚で0秒5先着。6F79秒3‐37秒7‐11秒6の好タイムをマークした。

 これを見届けた藤原英師は「計算通り、順調にきています」とうなずくと、「徐々に体重が増えて、精神的にも強くなってきましたね。しっかり調教ができるというのは強みでしょう。かみ合ってきましたし、いい体調で臨みたい、と思っています」と成長ぶりに目を細める。

 近9走は6勝2着3回とオール連対。目の前のハードルを順調にクリアしてきた。決戦の舞台となる中京6F戦も経験(1戦1勝)済み。不安のない状態で大一番を迎えることができそうだ。

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