「フローラＳ・Ｇ２」（２７日、東京）

　フェアリーＳ２着、デイリー杯クイーンＣ３着と重賞で好走を続けたニシノアカツキ。それだけに１０着に大敗した前走のフラワーＣには「何かスンナリ行き過ぎて、馬がエキサイトしなかった。敗因がつかみづらい」。武藤師は納得がいかない口ぶりだ。

　出直しになるフローラＳ。「飛び抜けた馬もいないので、展開ひとつ。フェアリーＳもクイーンＣも上がりは最速だった。１走だけではなく、２走連続なので決め手はあるはず」と巻き返しへ力が入っている。

　「賞金的には本番（オークス）に出られそうだけど、どうせならしっかり権利を取りたい。関東馬に勢いがあるので」。イスラボニータの皐月賞Ｖで活気あふれる美浦トレセン。東の素質馬が躍動する。