【VM】吉兆2枠マンボ、状態も上向き
「ヴィクトリアマイル・G1」(18日、東京)
吉兆。そう捉えていいだろう。2枠4番。メイショウマンボが手にした枠番は、笑顔で受け取れるものだった。「ピンクと黒は僕の中では、縁起がいいんですよ。ゲートに問題はありませんが、待たされるよりも待たない方がいいですからね」。2枠(黒帽)というのは、塩見助手が話すように、マンボにとってのラッキーカラー。さらに後入れの偶数番というのもいい。
過去7度の連対時は、例外なくピンク帽(8枠)か黒帽。オークスは2枠3番、秋華賞は8枠16番、エリザベス女王杯は2枠3番。3冠のうち2冠は、2枠からの発進だった。背中を押してくれる材料を、マンボは得たことになる。
輸送を17日に控えた16日朝は栗東坂路で4F60秒4‐14秒2。軽快な動きを見せた。「いつも通り、おしまいを大きめに。昨年の秋ごろとまではいきませんが、状態は何とか戻ってきました。上向いてきているのは、確かです」。前走(大阪杯7着)を使っての上積みは、十分見込める状態だと塩見助手は言う。階段を着実に上っているのは間違いない。さあ、反転攻勢へ。オークス以来となる東京で、女王の威厳を示す。