「ジャパンダートダービー・交流G1」(9日、大井)
南関東牡馬クラシックで、01年のトーシンブリザード以来13年ぶり8頭目の3冠達成が期待され、単勝オッズ1・4倍だったハッピースプリントが、カゼノコのゴール前強襲にハナ差で屈し、2着に惜敗した。02年に現3冠体制になってから、3冠に挑んだナイキアディライト(3着)、クラーベセクレタ(3着失格)に続き、またもJRA勢が阻止。中央の壁は厚かった。「思っていた展開で、直線もよく伸びてくれた。でも、相手の伸びが上だった」と吉原寛。敗れたとはいえ、堂々の内容で、今後もダート路線の主役を務めることは間違いない。