ヴェルデグリーン 末期がんで急死

 13年のオールカマー、今年のAJCCを制したヴェルデグリーン(牡6歳、栗東・相沢)が、がんのため、3日に美浦トレセンで急死したことが分かった。

 宝塚記念12着後、美浦近くのグロースフィールドに放牧に出ていたが、2日に腸閉塞(へいそく)を発症。3日朝に美浦の診療所で開腹手術を行ったが、がんが腸全体に広がっていて、手の施しようがない状態だったため、予後不良となった。

 「突然のことで驚いています」と無念の表情を浮かべた相沢師は「末期症状だったことを考えると、今に始まったことではなかったはず。恐らく以前から我慢していたんでしょう。オープン馬というのは我慢強いですね。本当に残念」と硬い表情で死を悼んでいた。

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