禁止薬物問題で出走予定馬を一斉調査
7日の中山6R新馬戦で1位に入線したピンクブーケ(牝2歳、美浦・小西)から禁止薬物が検出された問題で、飼料添加物にカフェインが混入していることが判明。JRAが12日、全調教師に対して、今週の出走予定馬にその飼料添加物を使用しているか否かの調査を一斉に行ったことが明らかになった。
調査は全厩舎の責任者が東西トレセンの競走馬診療所に出向く形で行われ、JRAが作成した資料をもとに、今週の出走予定馬への使用の有無を確認した(既に競馬場に出張している馬は、各競馬場の診療所で確認)。万が一、使用が認められた場合は、出走取消となる可能性が高い。
この一件は現在、中山競馬場の所轄である船橋警察署が捜査中。競馬施行規定に基づきピンクブーケを失格とし、同レースの着順を変更。2着以下が繰り上げとなった。レースは確定しているため、払戻金の変更は行われない。