【セントポーリア賞】ドゥラメンテ順調
「セントポーリア賞」(2月1日、東京)
注目の良血馬ドゥラメンテ(牡3歳、美浦・堀)がオープン入りを目指し、態勢を整えてきた。母は03、04年エリザベス女王杯を連覇したアドマイヤグルーヴで、祖母は97年年度代表馬エアグルーヴ。単勝1・2倍の未勝利戦を6馬身差で圧勝し、ムーア(今回は石橋脩)が能力を絶賛した逸材が確勝を期して自己条件に出走する。
29日の追い切りは美浦Wでカフェブリリアント(5歳1600万下)と併せ馬。4F54秒1-39秒3-12秒8のタイムで1馬身先着を決めた。3カ月ぶりとなるが、入念に乗り込み仕上がりは良好。「前走後はゲート再審査となりましたが、無事に合格しました。けさの動きも良かったと思います。ええ、順調ですよ」と橋本助手は自信をちらつかせた。
まだ気性的な若さを残しているが、素材は間違いなく一級品。前走のVタイム=1分47秒5は、同開催の東スポ杯2歳Sを0秒4上回る。「力的にはここでも足りますからね」。モノの違いを見せつけ、意気揚々とクラシック戦線へ殴り込みをかける。