JRA、外国人騎手短期免許見直しへ
JRAは9日、東京都港区の六本木事務所で関東定例記者会見を開き、外国人騎手の短期免許枠を見直す方針を明らかにした。M・デムーロ、ルメールが通年免許を取得。日本人騎手へのしわ寄せが来るという声に配慮した格好だ。小林善一郎審判担当常務理事は「枠(現在は同時期5人まで)だけでなく、条件、期間などがどうあるべきか。見直す時期に来ている」と語った。
ルメールが先月28日夜、調整ルーム内においてツイッターで外部と通信を行ったことが判明。騎乗停止処分となったことを受け、同常務理事は「携帯を使用できないようセーフティボックスをチェックする。騎手クラブは了承済み。緊急な要件で必要な場合は申告させる」と、再発防止策を徹底していくとした。