失格馬の馬主に700万円賠償の救済
昨年12月7日の中山競馬6Rで1位入線後、禁止薬物のカフェインが検出されて失格となったピンクブーケ(牝3歳、美浦・小西)に対する救済処置が取られたことが18日、わかった。
捜査当局は厩舎関係者の関与なしと断定。JRAは先月18日に裁定委員会を開き、カフェインが混入していたサプリメントの販売者である関連会社のJRAファシリティーズに善処を求め、同社が馬主のキャロットクラブに、1着本賞金相当の700万円を支払ったことが分かった。
規定により失格は覆らないため損害賠償した格好。なお、同馬は左第3中足骨を骨折して休養中。小西師は「できるだけ早く復帰させたい」と話している。