【桜花賞】ルージュ関係者にも断然人気

 「桜花賞・G1」(12日、阪神)

 この春のG1から新企画『デイリーうま屋 調べ隊』がスタート。各G1ごとにテーマを決めて、東西トレセン関係者にアンケート調査を行います。桜花賞のテーマは「3戦無敗馬3頭の取捨」についての聞き取りです。その結果、トレセン内でもルージュバックは“断然人気”。一方、クイーンズリングには20キロ減だった前走の馬体重を不安視する声が相次ぎました。また、全G1共通で行う「一発なら?」のアンケートでは、アンドリエッテに票が集中しました。

 最注目のルージュバックに関しては「レース内容が圧巻で隙がない」(関東騎手)、「正直負ける要素は見当たらない」(関西騎手)とVを断言する声を筆頭に、やはり“トレセン内”でも女王の最有力候補として捉えられているようだ。中には「あの馬は化け物。デビュー戦で一緒に走ったけど、ジョッキーが“なんだあの馬”って驚いて引き揚げてきたよ」と証言する関東の調教師もいた。

 きさらぎ賞から2カ月の間隔で挑む異例のローテについても、おおむね肯定的だ。「一頓挫があってローテを変更したわけではない」(関西調教師)、「前走だって久々(3カ月ぶり)であのパフォーマンス」(関西騎手)と“不安なし”の声が多い。そして「あの地面を強く蹴る走り方から、反動を考えて間隔を取ったんじゃないか」(関西調教師)と、その走法からもベストの選択と判断する関係者もいた。

 一方で少数ながら否定的な意見も。「きさらぎ賞を選択したのはどうか。京都の千八外回りは桜花賞とは全然ペースが違う。今まで中距離以上の瞬発力勝負しか経験ができなかったし、マイルの速い流れを追走して、意外に脚がなくなったりして」(関東騎手)という意見や、「3戦は軽い馬場の競馬場ばかり。今の阪神は馬場が悪い。マンハッタンカフェ産駒に合うイメージはない」(関西騎手)と、桜花賞のレースの質にマッチしないのではという声もあった。

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