【桜花賞】ココロノアイ、いい雰囲気
「桜花賞・G1」(12日、阪神)
栗東調整がプラスに働いていたことを物語るかのように、10日の栗東Bを気持ち良さそうにココロノアイが周回。本番へ向けて息を整えた。
「Bコースですか?この馬は広いコースだと行きっぷりが良くなるんです。だから小回りのコースで調整しました。ええ、雰囲気はいいですよ。きょうもいい意味で変化なく、調整ができました」と微妙なさじ加減をしつつ、順調にメニューを消化して前田助手は納得の表情を浮かべた。
先週の段階で強い負荷をかけて、今週の追い切りは軽めの馬なり調整。それも青写真通りに運んだもの。不安材料がないからこそ、思い通りのプランが描けた。
「先週は負荷をかけた分、イライラしていましたが、今週は心身ともに先週よりも良くなっていますよ。ここまで順調ですね」と前向きな言葉しか出てこない。
7枠15番に関しても「桜花賞は過去のデータからしても外枠がいいですからね。狙い通りです」(同助手)ときっぱりだ。栗東滞在でいい雰囲気を保っている。あとは本番で能力を発揮するだけだ。