【青葉賞】ミストラルの成長に自信満々
「青葉賞・G2」(5月2日、東京)
目下2連勝中。軌道に乗ったレーヴミストラルが好ムードだ。「これまではトモに緩さがあって、頭の高い走り方をしていた。それが解消されたし、馬がしっかりとしてきたな」。5月8日の遅生まれゆえに伸びしろは十分。着実な成長ぶりに松田博師は目を細めた。
本番を見据えた勝ち方だった。前走のアザレア賞はスタートでやや後手を踏んだものの、慌てず最後方を追走。直線では余裕たっぷりに大外へ持ち出すと、ライバルを一気にごぼう抜きしてみせた。騎乗した岩田は「次以降を考えて乗りました。今回は力の差、という感じですね」と期待をにじませていた。
半姉は10年阪神JF覇者レーヴディソール、半兄には09年の青葉賞を制したアプレザンレーヴという優秀な血統だ。新たに川田を鞍上に迎えて挑むダービートライアル。「権利ぐらいは取ってくるやろ」と指揮官は自信満々だ。きっちりと結果を出して、至高の舞台へと駒を進める。