【京都新聞杯】ラーゼン 堂々東上へ
「京都新聞杯・G2」(9日、京都)
間に合った。サトノラーゼンが重賞初挑戦でG2を奪取。狙い通りに賞金を加算し、ダービーへの出走を確実にした。
快勝だった。好位5番手の内で脚をため、直線に向くと川田は絶妙のタイミングでゴーサイン。グイグイと末脚を伸ばして抜け出し、後続の追撃を測ったように封じ込んだ。
「早めに前の馬たちが止まりかけていましたが、スムーズに道を探すことができました」。頂点を目指す舞台へのバトルで鮮やかに勝利へ導いた川田は満点のミッションを終えて笑みを浮かべた。
昨年の7月に札幌でデビューするも3、2、2、3着と勝ち切れず、歯がゆい競馬が続いた。未勝利戦を脱したのは今年1月。早くから高い評価を受けていた素質馬が、祭典出走への最初で最後のチャンスをきっちりモノにした。
「賞金が加算できたのでもちろん行きます」。東京競馬場で勝利を見届けた池江師は堂々とダービーへの挑戦を口にした。川田は青葉賞を制したレーヴミストラルで挑むだけに、ジョッキーは未定。「空いている人を探します」と指揮官。大きな可能性を秘めたディープインパクト産駒が、勇躍東上する。
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