【安田記念】オーナー、日韓同日重賞V
「安田記念・G1」(7日、東京)
戦国マイル界に新王者が誕生した。1番人気のモーリスが好位から抜け出してV。4連勝でG1初挑戦初制覇を決めた。
モーリスは13年のHBAトレーニングセール上場馬。セリのスタート価格は500万円だったが、吉田勝巳ノーザンファーム代表が税込み1050万円をつけ、一発で落札した。
「馬格があって健康そうな馬だった」と話した同代表は、妻・和美さんの名義で走らせることに。和美さんは「G1優勝はキンシャサノキセキ(11年高松宮記念)以来。本当によく走ってくれました」と喜んだ。なお、和美オーナーはトゥクソムCを制したエスメラルディーナの馬主でもあり、日韓同日重賞Vとなった。