【関屋記念】ブリリアント態勢整う
「関屋記念・G3」(16日、新潟)
3カ月ぶりの実戦となるカフェブリリアントは12日、美浦Wで追い切りを行った。単走で5F69秒0-39秒9-12秒7をマーク。体をうまく使ったしなやかなフォームで軽快な動きを見せた。
橋本助手は「絶好調時との比較ではまだまだのところがある」と前置きしつつも、「先週より反応は良化したし、態勢は整っている」と前を向く。続けて「牝馬なので夏負けもしていない」と暑い時季でもうまく調整ができていることを強調した。
前走のヴィクトリアマイルでは5着に敗れたものの、2走前の阪神牝馬Sでは好位から抜け出して重賞初制覇を達成。自在性を身につけ、大きな進化を遂げた。「気性面の成長が成績につながっている。今はいろいろな競馬に対応できるようになった」と目を細める。充実している証拠だ。
「坂がなく直線の長い新潟は合っている」と過去3勝を挙げている舞台を歓迎。覚醒した5歳牝馬が牡馬を蹴散らしてVをつかむ。