マンハッタンカフェ急死に蛯名ら悼む声
現役時代にG1で3勝を挙げ、引退後は種牡馬として活躍したマンハッタンカフェが13日、北海道安平町の社台スタリオンステーションで腹腔内腫瘍により死亡した。17歳だった
現役時代に同馬を管理した小島太師は「種牡馬として脂が乗り切った年齢での死だけに、残念と言うしかない。現役時代は本当に頑張ってくれた。国内G13勝は強烈に記憶に残るが、負けた凱旋門賞も思い出深い。今でもレース中の故障がなければ、勝てたのではないかと思う。ただ、無事だったから種牡馬になれたのも確か。いい子どもをたくさん出してくれたしね。調教師生活の中で最高のパートナーだった」と話した。
また、現役時代に主戦を務めた蛯名正義騎手は「具合が良くないとは聞いていたので先々週、元気なうちにと会いに行きました。随分やせていて、長くないかなと思っていましたが…。凱旋門賞にも連れて行ってもらい、思い出深い馬。一番の思い出は3歳の有馬記念かな。生涯一番というくらい具合が良くて、期待通りの強さでした」とコメントした。