トウショウ牧場閉鎖は“円満解散”
老舗のトウショウ牧場(北海道新ひだか町、1965年開場)が、10月いっぱいをメドに閉鎖されるというデイリースポーツ報道を受け、志村吉男場長が2日、あらためて取材に応じた。
朝から地元テレビ局などの取材対応に追われ、「反響の大きさに驚いております」と話した場長は、「もちろん残念ですが、借金などを抱えて周りに迷惑をかける前にと、(藤田衛成)オーナーが決断されたことなので」と、きれいな形で解散することを強調した。
閉鎖後の牧場施設などに関しては現在、引取先を探している段階。多くのファンが訪れる敷地内のトウショウボーイ、その母ソシアルバターフライの墓(シスタートウショウなどその他の功労馬は骨つぼで保管)についての今後も未定で、「正式に決定すれば、ブログでお知らせします」と、牧場サイト内の公式ブログ・トウショウ牧場ニュースで発信していく方針を明かした。