【京都大賞典】ラキシス得意舞台で反撃

 「京都大賞典・G2」(12日、京都)

 秋初戦に臨むラキシスは7日、栗東CWで併せ馬。我慢の利いたフットワークで好調を示した。前走の札幌記念では5着に敗れたが、今回は実績のある京都外回り。得意の舞台で巻き返しを狙う。

 派手はパフォーマンスは必要なかった。ラキシスは栗東CWでトーセンビクトリー(3歳1600万下)を3馬身ほど追走する形でスタート。直線で内から並びかけると、手応えに余裕を残しつつ併入した。

 タイムは5F70秒3-39秒5-12秒0。辻野助手は「先週はしっかりと(四肢が)伸びた走りをしていたが、今週は我慢をさせる調教。ための利いた走りをしていた。去年の秋のようなシャープな体つきだし、気持ちも乗っている。動ける態勢ですよ」と合格点を与えた。

 反撃ムードが高まる。札幌記念は2番人気に推されながら5着に終わった。「洋芝、小回りなど、初めてのことが多かった。フットワークの大きい馬だし、伸びあぐねたのはそういった理由かも」と敗因を分析する。今回は昨年のエリザベス女王杯など、計2勝を挙げる京都の外回り。「伸び伸びと走れるのはいい」と仕上げ人は舞台を歓迎する。

 エリザベス女王杯連覇へ向けて弾みをつけたい一戦だ。「強い馬がいるけど、何とか頑張ってほしい」。鞍上は京都大賞典で7勝を挙げている武豊。最も勝ち方を知る男のエスコートで、幸先良く秋初戦を飾ってみせる。

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