【毎日王冠】イスラボニータ1馬身先着
「毎日王冠・G2」(11日、東京)
昨年の皐月賞馬イスラボニータは3月の中山記念(5着)以来の実戦となる。最終追い切りは7日、美浦Wで僚馬シャイニープリンス(5歳オープン)を8馬身追走する形でスタート。徐々にその差を詰め、4角で内に潜り込んでさらにスピードアップした。末脚を伸ばし5F67秒1-37秒5-12秒7をマーク。最後は併走パートナーに1馬身先着して見せた。
手綱を取った蛯名は「1週ごとに良くなっているけど、休み明けの分、若干重めかな。これだけの動きをしておいてなんだけど…」と評し「いい形で秋競馬のスタートを切りたいね」と笑顔で続けた。
栗田博師は追い切り後、愛馬の歩様をじっくりとチェック。「今までで最も長い休み明けだからね。やってみないと分からないが、今回の条件は合っている」と4勝を挙げている得意の東京コースで復権を狙っていた。