北島三郎G1・12回目挑戦でVなるか
「菊花賞・G1」(25日、京都)
馬主歴52年となる北島三郎オーナー(馬主名義は(有)大野商事)はこれまで、95年桜花賞のキタサンサイレンス(9着)を皮切りにJRAのG1に11回挑戦。今年の皐月賞=キタサンブラックの3着が最高で、まだ栄冠に手が届いていない。
菊花賞参戦は09年キタサンチーフ(10着)以来、6年ぶり2回目。ブラックで悲願の初Vを達成すれば、84年の三冠馬シンボリルドルフ以来、31年ぶりのセントライト記念勝ち馬による菊制覇となる。
なお、キタサンブラックは皐月賞とダービーに続きクラシック追加登録料(200万円)を支払っての参戦。昨年は、同様に追加登録料を支払って挑戦したトーホウジャッカルが執念を実らせている。
また、同馬は前走馬体重が532キロという大型馬。史上最高馬体重でのVがなるかという興味(過去最高は04年デルタブルースの526キロ)もある。