【エ女王杯】サイレント抜群の最終リハ
「エリザベス女王杯・G1」(15日、京都)
G1初挑戦となるリメインサイレントは栗東坂路で最終リハを行った。初コンビの小牧を背に荒れた馬場もお構いなし。鞍上が促すまでもなく自然にペースを上げて行く。スタートの1Fを13秒8で入ると12秒9-12秒2のハイラップを刻んでラスト1Fは12秒7。全体時計も4F51秒6と抜群の内容だ。
小牧は「跳びの大きな馬だね。動きは良かったよ。うん、調子は良さそう」と納得の表情。田中章師は「週末は雨なんですよね。雨は苦手だから…」と顔を曇らせたが「追い切りで、こんなに速い時計を出したのは久々じゃないかな。本当に具合はいい」と状態には太鼓判を押した。「相手は強いけど、自分のペースで競馬をして一発を狙いたい」と鞍上は激走をもくろむ。