【東スポ杯2歳S】プロディガル本格化
「東スポ杯2歳S・G3」(23日、東京)
実戦を2度経験した効果で、プロディガルサンの走りに集中力が増してきた。無傷V3を狙っての18日の最終追い切りは、美浦Wで僚馬インナーアージ(5歳1000万下)を2馬身追走。直線でインから馬体を並べに行き、仕掛けられるときっちり1馬身先着を決めた。
戸崎圭は「新馬戦の時はスタートして出て行かず、直線ではスタンドの方を見たりで遊び遊びの競馬。よく勝ったなと思った。またがったのはそれ以来。まだ気持ちは子どもっぽいが、少しずつ大人になってきた感じはあります」と成長を感じ取る。国枝師も「良かったよ。だいぶ走る気になってきた」と重賞初制覇へ意気込んだ。