【CC】オーナー・ヒダカBU代表歓喜

 「チャンピオンズC・G1」(6日、中京)

 まさに完勝で、並み居る強豪牡馬を一蹴。12番人気の6歳牝馬サンビスタが、史上初の牝馬によるJRAダートG1制覇を成し遂げた。

 JRAでのG1制覇は89年エリザベス女王杯のサンドピアリス以来、26年ぶり2勝目となる劇的なV。オーナーの(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンの釜谷恵子東京事務所代表(54)は「2月に引退する予定だったのですが、まだまだフレッシュな状態だったので、1年延長してこのレースを大目標にしてきました。こんなにうれしいことはありません」と声を弾ませた。

 サンドピアリスは20頭立て20番人気からの大逆転だったが、サンビスタも12番人気の低評価を覆した。「本当に夢のようです」と満面に笑みをたたえた。

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