【京成杯】シングン迫力満点
「京成杯・G3」(17日、中山)
厩舎で最も調教駆けする古馬にどれだけ食い下がれるか。初めて重賞に挑戦するナムラシングンは13日、栗東坂路でクルーガー(4歳1600万下)と併走追い。さすがに2馬身ほど遅れたが、最後まで食い下がり4F55秒0-39秒5-12秒2をマークした。
高野師は「もともと遅れると思っていた。よく食らいついていたと思う。追い切りとしては十分」と合格点を与える。
新馬戦から2走は遅かったゲートが前走は五分に飛び出した。「ボス的性格でゲート内でじっとさせられるのが苦手だった。3回目でようやく出るようになった。学習ですね。大収穫」と指揮官。今度は発馬五分も頭に入れたレースができる。格上挑戦になるが、進境は見せられそうだ。