木幡巧がアイルランド大使特別賞
JRA騎手課程32期生の卒業式が9日、千葉県白井市の競馬学校で行われた。今年は6人が卒業。史上7人目、16年ぶりのJRA女性ジョッキーを目指す藤田菜七子さんは、模擬レースの最終戦で見事に初Vを飾った。騎手候補生6人は、11日の合格発表を経て、早ければ3月5日にJRAデビューを果たす。
技術が優秀な生徒に贈られるアイルランド大使特別賞を受賞したのは木幡巧也君。「技術をさらに向上させて、てっぺんを狙いたいですね」と意気込みを語った。「この賞は兄(初也)も獲っているのでうれしい。将来は木幡家4人でレースに乗るのが夢」。父・初広、騎手課程33期生の育也君との“親子4人競演”という、JRA史上初の快挙へ胸を躍らせていた。