【フェブラリーS】馬場オーナーが感謝
「フェブラリーS・G1」(21日、東京)
新星誕生だ。絶好調のM・デムーロに導かれ、2番人気のモーニンが圧巻のレコードVで初のG1タイトルを獲得。史上最少キャリアとなるデビュー7戦目&282日目でのJRAダートG1制覇を果たすとともに、砂上界における世代交代を成し遂げた。
馬場幸夫オーナーの第一声は「奇跡のような勝利」だった。14年3月に米国オカラの2歳セリで33万5000ドルで購入され、翌月に輸入されたモーニン。
しかし当時はトモが弱く、石坂厩舎に入ったのは翌年の2月。「一時は未勝利も間に合わないのではという状態から4連勝。(きょうは)G1の未知の領域で息切れするかと思いましたが、先生(石坂師)が緻密な計算をして、最高に仕上げてくれたおかげです」と感謝した。