【フェブラリーS】ノンコまた銀
「フェブラリーS・G1」(21日、東京)
2着確保が精いっぱい。デビュー以来、初めて1番人気に支持されたノンコノユメは、チャンピオンズCに続いて銀メダルに終わった。メンバー最速の上がり3F34秒7で猛追したが、モーニンの影を踏むことなく完敗した。「休み明けの分、反応するのに時間がかかった。最後はすごい脚だったけど…」とルメールは唇をかんだ。
「きょうは残り200メートルでエンジンが掛かった感じ。ひと呼吸置いてから伸び始めた」と語った加藤征師は、前が止まらないレコード決着の締まった馬場も敗因に挙げる。「雨が全てだよ。でも力をつけている。どこかで必ず…」。JRA・G1初制覇の夢はかなわず。視野に入れているドバイ遠征を含め、次こそは金メダルを奪い取りたい。