タルマエのドバイワールドC選出決定
3年連続の参戦を熱望していたホッコータルマエ(牡7歳、栗東・西浦)が7日、ドバイワールドC(3月26日・メイダン)に選出されたことが明らかになった。14年は16着に大敗後、腸炎を起こして現地で入院するアクシデントに見舞われたが、昨年は5着に奮闘。陣営は今年1月の川崎記念勝利後、フェブラリーS出走を見送り、遠征に向けて準備を進めていた。
その他、ノンコノユメ(牡4歳、美浦・加藤征)がワールドCに、ワンアンドオンリー(牡5歳、栗東・橋口慎)がシーマクラシックに、ベルカント(牝5歳、栗東・角田)がアルクオーツスプリント、タガノトネール(セン6歳、栗東・鮫島)がゴドルフィンマイル、ラニ(牡3歳、栗東・松永幹)がUAEダービーに選出。出否未定のノンコノユメ、回避のタガノトネール以外はいずれも招待を受諾する方向だ。
ラニはヒヤシンスSで5着に敗れ、遠征の望みが断たれたかと思われただけに、松永幹師は、「選出されてびっくり。(その先の)米遠征もいったんは諦めましたが、これでチャンスが出てきました。頑張りたいですね」と喜んだ。