菜七子JRA女性騎手最速Vお預け
16年ぶり7人目のJRA女性ジョッキー・藤田菜七子騎手(18)=美浦・根本=は13日、中山で4鞍に騎乗し、13、14、6、13着に終わり、初勝利はお預けとなった。
5Rパワポケゴールドは中団から直線で末脚を伸ばして6着。「馬は最後まで真面目に走ってくれましたが、あとひと押しが利きませんでした」と反省しきり。だが、管理する奥村武師は「上手に乗ってくれました」と騎乗ぶりをたたえた。
今週は中山で土日7鞍に騎乗。2日間を振り返り、「まだまだだと思いましたが、先週よりも今週、そしてその先と一歩ずつ着実に進んで行きたいです」と前向きに語った。
15日は高知競馬に参戦。6頭に騎乗するが、有力馬も含まれており初勝利が期待される。また19日に中京、20日、21日は中山で騎乗する予定となっているが、19日に初Vを達成すれば、96年増沢(旧姓牧原)由貴子元騎手が記録した女性騎手によるJRA初勝利までの最速日数16日を更新することになる。