【桜花賞】レッドアヴァンセ強気追い
「桜花賞・G1」(10日、阪神)
強気に攻めた。6日のレッドアヴァンセの最終リハは栗東坂路でデルマオギン(3歳500万下)との併せ馬。ラストは武豊が手綱をしごいてゴーサインを出すと、シャープに伸びて51秒8-37秒9-12秒1で1馬身半先着した。
鞍上は「追い切りはもともと動くけど、いい動きだった。状態は良さそう」と納得の表情を浮かべる。前走のチューリップ賞は14キロ減となる428キロの馬体重で出走して8着。中間は短期放牧を挟み、回復に努めた。音無師は「追い切り前日で438キロ。正直、前走も減った原因は分からない。ただ、今回はG1。また減るかもしれないが、そんなことも言っていられない」と力強く言い切る。
「前走は馬体減というよりもゲート」と師は敗因を挙げる。武豊も「持っているモノはいい。うまくかみ合えば」と一発を狙う。課題のスタートさえ決まれば、鮮やかな巻き返しがあってもいい。