【南関東競馬】ブチコ流血…競走除外に
「マリーンカップ・Jpn3」(13日、船橋)
待望の交流重賞デビューは思わぬ結末となった。断トツの1番人気に支持されていた白毛馬ブチコが、スタート直前にゲートを潜るように突進。そのまま観客で埋まったスタンド前を1頭で200メートルほど走ってから止まったが、右目付近からかなり流血があったことから競走除外になった。
「ゲートの中で暴れてしまって2度ぶつけた。右目の上を激しく切ってしまって…スミマセン」とルメールは平謝り。ゲート再審査が課され、「今後のことはそれから」と音無師も肩を落とした。ブチコ関連の馬券は全て払い戻しとなり、その額は全体の70・5%にあたる3億6460万7800円にのぼった。