【ケンタッキーD】ラニ&豊完敗9着

 「ケンタッキーダービー・米G1」(8日、チャーチルダウンズ)

 偉業達成はならなかった。3月のUAEダービーを制し、勇躍アメリカへ乗り込んだラニ(牡3歳、栗東・松永幹)はスタート後手で後方から展開。徐々に押し上げていき、直線では大外から追い込み態勢に。ジリジリと差を詰めたが前には及ばず、勝ち馬から約11馬身差の9着に敗れた。

 日本馬としては95年スキーキャプテン(14着)以来、21年ぶり史上2頭目の参戦。「難しい環境のなかで人馬ともベストを尽くせたと思います」と語った武豊は、「他の馬のペースが速かった。ただ、最後はよく追い込んできた。素質は見せてくれたので次のレースに期待しています」と今後を見据えた。

 「直前の雨で馬場が悪くなってしまったのは残念」と前有利の馬場を悔やんだのは松永幹師。次走は3冠最終戦ベルモントS(6月11日・ベルモントパーク)の予定だが、プリークネスS(21日・ピムリコ)出走の可能性もある。

 なお、1冠目を手にしたのは1番人気ナイキスト。08年ビッグブラウン以来、史上8頭目の無敗Vとなった。

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