【オークス】レッドアヴァンセ一発ある
「オークス・G1」(22日、東京)
騎手時代の85年、ノアノハコブネで樫の舞台を制している音無師が今年、レッドアヴァンセで史上4人目の騎手&調教師でのオークス制覇を目指す。19日、「騎手と調教師では別の心境」と話しつつ、騎手として唯一のG1奪取となった85年当時を振り返った。
28頭立ての21番人気。後方2番手からの差し切りVに「(ハイペースで)前に行った馬が全部つぶれた。ゴールするまで勝つと思っていなかったし、あとから実感が来た」と懐かしげな表情を浮かべる。ハコブネと同じ、末脚が自慢のアヴァンセには「二千を走って、残りの400メートルでいつもの脚が使えるかどうかだね」と勝敗の鍵に言及。おあつらえ向きの展開になれば一発がありそうだ。