【新馬戦】マイネルズイーガー魅力大
「新馬戦」(5日、東京)
優秀な母系に新種牡馬のアイルハヴアナザーを配合。日曜東京5R(芝1600メートル)でデビューを果たすマイネルズイーガー(牡)は血統的な魅力が満載の一頭だ。「父はケンタッキーダービー馬だけど、芝向きのいいスピードがある。楽しみだね」と5月31日、国枝師の期待は大きい。
母マイネカンナは4歳時に08年福島牝馬Sを制覇。近親には09年天皇賞・春を制したマイネルキッツの名がある。どちらかと言えば晩成の母系だが、「この馬は体質的に弱いところもない。ここまで順調に乗り込んできたよ」と完成度が高く、初戦からいきなりエンジン全開のムードが漂う。
1週前には美浦Wで4F51秒2-37秒6-12秒3を楽々とマーク。約470キロの馬体を豪快に弾ませ、素材の高さをアピールした。父の傾向を見る意味でも、その走りから目が離せない。