「宝塚記念・Ｇ１」（２６日、阪神）

　ＪＲＡは９日、上半期グランプリのファン投票最終結果（有効投票数１１万５９４２票）を発表した。昨年覇者ラブリーデイ（２位）が２週前追い切りを行い、好気配をアピール。大一番へ、徐々に熱気が高まってきた。

　連覇を狙うラブリーデイが、前走後初のコース追いを敢行した。栗東ＣＷでオリハルコン（５歳５００万下）と併せ馬。３馬身半後方から追走し、直線は内から弾むように伸びて２馬身先着した。６Ｆ８３秒１－３８秒９－１２秒０。池江師は「動きはこんなものでしょう。あと２週やれば態勢は整うかなと思う」と力強くうなずいた。

　ファン投票の最終結果は２位。昨年の同２７位から大幅に順位を上げ「光栄なこと。ファンが出走馬を選ぶのはこのレースと有馬記念だけですしね」と気を引き締める。来週の１週前追い切りには、先週、左第二中足骨を骨折したルメールも騎乗予定。上半期のグランプリに万全の態勢を整えていく。