鈴木&土屋、目指せ競輪での東京五輪
3月26日に日本競輪学校(静岡県伊豆市、滝澤正光校長)を卒業した109期(男子50人)、110期(女子22人)は、7月から全国各地の競輪場でデビューする。
110期のツートップは、在校成績1位の鈴木奈央と卒業記念チャンプの土屋珠里。デビュー戦もいよいよ決定し、練習も熱が入ってきた。若さあふれる19歳コンビは、ともに自転車競技の日本代表強化指定選手。ガールズケイリンでの活躍だけでなく、2020年の東京五輪出場も狙っている。
鈴木は「五輪出場は小さなころからの夢。ガールズケイリンと競技の両立は大変だけど、夢のためなので苦にはならない」と五輪出場の夢を膨らませる。
土屋は「高校3年生のとき、進路には迷ったけど、今は競輪選手になって良かった。やりたいことをやれている。栃木にはガールズグランプリを優勝した梶田(舞)さんら見本になる先輩がいっぱいいる。自分も将来はガールズグランプリを優勝したい。デビューしたら、持ち味の加速力を生かした先行で頑張りたい」と積極的に戦うことを誓った。