【競輪】平原康多が小松島記念を連覇 2角まくりで通算15回目の記念優勝
「阿波おどり杯争覇戦・G3」(10日、小松島)
12Rで決勝戦が行われ、平原康多(34)=埼玉・87期・SS=が、最終2角から豪快にまくって1着。小松島記念を連覇。当地では3回目の栄冠を飾るとともに、通算15回目の記念優勝を果たした。終始、平原を追った神山雄一郎(栃木)が2着、直線で中を伸びた有坂直樹(秋田)が3着だった。
平原らしいパワフルな一撃での勝利。「1年ぶりの優勝ですね」。したたる汗をぬぐいながら喜びを表した。
レースは松岡貴久(熊本)-小倉竜二(徳島)、平原-神山-高木隆弘(神奈川)、市田佳寿浩(福井)、小松崎大地(福島)-岡部芳幸(福島)-有坂で周回。赤板前で小松崎が上昇し、平原も前へ踏み上げ、打鐘でしっかりと中団を確保。満を持して最終2角から一気にまくり、先頭でゴールを駆け抜けた。
「苦しかったけど、ホッとしました」。久々に高く掲げた優勝トロフィー。次は川崎でのG2・サマーナイトフェスティバル(16~18日)でVをつかむ。