【小倉記念】サトノラーゼン復調

 「小倉記念・G3」(7日、小倉)

 復調をアピールした。サトノラーゼンは3日、栗東CWで3頭併せ。2頭を追走して、最内に潜り込むと、ミラアイトーン(2歳新馬)と併入、サトノケンシロウ(3歳未勝利)に半馬身先着し、4F52秒8-38秒2-11秒8をマークした。「良かったですね。2頭が動く馬だから追いつくのに時間がかかったけど、気持ち良く伸ばしてスッと動けた」と池江師は納得の表情を見せる。

 ひときわ輝くのが昨年5月の成績。京都新聞杯Vからダービー2着と力を見せた。ただ、そのあとは4戦連続で凡走が続いた。「動かなかったし、あまり良く見せなかった。だいぶ(いい頃に)近づいてきたし、伸び伸びと走らせたい」と変わり身を期待する。ダービーまでは着外ゼロと堅実に駆けた実力馬。小倉の地から再スタートを切る。

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