【札幌2歳S展望】良血馬コリエドールVS大魔神佐々木氏のインヴィクタ
「札幌2歳S・G3」(3日、札幌)
数々のG1ウイナーを輩出してきた注目の2歳重賞。同じ舞台の新馬戦を制したコリエドールを主役に推す。着差はわずかだったが、2着馬が外から迫り勢いでは劣勢なところを、ゴール前で差し返す勝負根性を発揮した。母は重賞2勝馬レクレドール、異父兄は15年京成杯の覇者ベルーフ。良血馬が無傷V2で重賞獲りに挑む。
デビュー戦で差し切り勝ちを決めたインヴィクタ。いい脚を長く使えるのがセールスポイントだ。オーナーは元メジャーリーガーの佐々木主浩氏で、友道師とのタッグには、ヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナや、阪神大賞典Vのシュヴァルグランがおり、将来性という点ではナンバー1かもしれない。
ディープインパクト産駒のディープウォーリアは、道悪馬場も苦にせず、新馬戦を早め先頭から押し切って2馬身差でV。ラスト2Fを11秒台のラップでまとめるなど、センスの良さと能力を感じさせる内容だった。
あとは、デビュー戦を2歳コースレコードで制したタガノアシュラ、函館の新馬戦を勝ち上がったアドマイヤウイナーも圏内だ。