【ローズS】骨折明けのジュエラー輝けず 大敗も陣営に悲観の色なし

 「ローズS・G2」(18日、阪神)

 骨折明けで臨んだ桜花賞馬ジュエラーは11着に沈んだ。道中は5番手を進んだが、降雨の影響でぬかるんだ馬場に、思いのほか苦戦を強いられた。踏ん張りが利かずに直線ではズルズル後退。「瞬発力勝負の馬には厳しい馬場でした。スムーズなレースはできたし、直線は一生懸命に走ってくれましたが、最後は久々もあって馬は疲れていた」とM・デムーロは肩を落とす。

 デビュー以来、5戦目にして初めて連対を外し、しかもまさかの2桁着順。それでも藤岡師は「着順は気にしなくていい。次につながるレースができればと思っていたから。巻き返したい」。その表情に悲観の色はなかった。最後の一冠へ、このままでは終わらない。

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