【シリウスS展望】M・デムーロとの新コンビで古馬撃破を狙うキョウエイギア
「シリウスS・G3」(1日、阪神)
主役は交流G1・ジャパンダートダービーを制した3歳馬キョウエイギア。1頭だけ違う脚色で突き抜けて世代の頂点に立った。古馬とは初対戦となるが、前走の2着馬はその後、古馬相手のオープン特別で2着。その比較からも即通用しそうだ。ミルコ・デムーロ騎手との新コンビで古馬の壁を打ち破り、飛躍の秋へとつなげたい。
オープン特別連勝を含め、現在3連勝中と勢いに乗るアポロケンタッキー。560キロを超える大型馬だけに、休み明けの割り引きは必要かもしれないが、3戦2勝の阪神が舞台。2走前は同条件の仁川Sを快勝しており、印は2番手以下に落とせない。
カゼノコは14年ジャパンダートダービーV、15年川崎記念でホッコータルマエの2着など、実績は最上位。近走はワンパンチ足りない競馬が続いているが、3走前のみやこSでは斤量58キロで2着。ペース次第では差し込みも十分だ。
あとは、ダート転向後、2連勝と高い砂適性を見せるピオネロ。ジュライCを圧勝したマスクゾロも上位圏内だ。