【凱旋門賞】ルメール「次に期待したい」14着惨敗もマカヒキをリスペクト

 「凱旋門賞・仏G1」(2日、シャンティイ)

 マカヒキとともに、母国・フランスで凱旋Vを狙ったルメール。「残念です」という第一声が無念さを物語っていた。レースは好発からの積極策。「いつもは乗りやすいけど、きょうは引っ掛かった。スタートでプレッシャーもあった。息が入らず、4コーナーでバテてました」。道中は内にいたハイランドリールなどの存在で、ラチ沿いに潜り込めず。経済コースを通れた勝ち馬との差は歴然だった。

 14着という不本意な結果だったが、「体調は完璧だった。ポストポンドにもトライしたけど、きょうは反応がなかった。ただ、私は彼をリスペクトしている。次に期待したい」と前を向く。まだ3歳秋。巻き返す時間は十分に残されている。

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