【菊花賞】里見オーナー悲願G1に大興奮 「有馬記念に行ってくれたら」
「菊花賞・G1」(23日、京都)
所有馬の初出走(92年3月阪神新馬ミラクルサミー)から24年8カ月。サトノダイヤモンドのオーナーで、セガサミーホールディングス株式会社の代表取締役会長を務める里見治氏(74)が、念願のG1制覇を決めた。
13年セレクトセール当歳で、税込み2億4150万円。オーナー人生をダイヤモンドに懸けていた。「この馬でG1を勝てないと、これからの競馬人生がどうなるのかと思っていました」。JRA・G1では、これまで2着が3度。「(今年の)ダービー2着で、馬運がないのかなと…。ゴール前は舞い上がってしまった」と喜びをかみしめた。
まだ序章にすぎない。「大きな夢が広がっていきますね。海外、国内G1、種牡馬という意味です。馬が何ともなければ、有馬記念に行ってくれたらなぁと思っています」。野望は続いていく。