【競輪】京王閣競輪G3は岡田征陽がV
「G3開設67周年記念 ゴールドカップレース」(1日、京王閣競輪場)
地元の岡田征陽(36)=東京・85期・S1=が、平原康多マークから差し脚を発揮して京王閣記念を初制覇した。記念優勝は2013年10月の千葉に続き3回目。2着に平原、3着には勝瀬卓也が入った。浅井康太は最終バック6番手から大外を踏み込んだが4着に敗れた。
東京勢でただ一人だけ決勝に進んだ岡田が、地元勢の思いを背負い、平原を差し切って悲願の地元記念優勝を達成した。
レースは最終2角から平原がまくり上げると、岡田はピッタリと離れず追走しゴール前できっちり差し切った。「(平原)康多が頑張ってくれたおかげです。後閑(信一)さん、河村(雅章)君が決勝に乗れなかったし、その分も頑張ろうと気合を入れて走った。結果を出せて良かったです」と会心のレースを振り返った。
昨年5月の前橋で落車して左肋骨を骨折して、G1戦線から離脱していた。しかし、今回の優勝を手がかりにして再浮上していくつもりだ。「来年の5月には京王閣でダービーがある。まずはダービーでいい結果を出せるように、しっかり練習をしていきたい」ときっぱり。この優勝をきっかけにして大舞台での活躍を誓った。