【エ女王杯】タッチングスピーチ弾んだ ムーアとのコンビで勲章つかむ

 「エリザベス女王杯・G1」(9日、京都)

 活気十分だ。昨年の3着馬タッチングスピーチは9日、栗東坂路でサンライズアルブル(5歳1000万下)と併せ馬。先行した僚馬を目標に序盤はゆったり入り、ラストは手綱を押されると力強く反応。全身を弾ませ、4F53秒9-39秒4-12秒7で1馬身先着した。

 石坂師は「先週までにやっているし、これで十分。牝馬なのでやり過ぎないように。いい動きだった」と好感触だ。今年は始動戦の京都記念こそ2着だが、以降は9、6、12着と振るわない。「牡馬相手もあったが、それ以上に疲れがあった。しっかり疲れを取って秋に備えたし、いい状態に戻った」と休養効果は十分だ。

 2年連続での参戦に「一番いい舞台。去年の状態になっているし、期待している」と師は力を込める。JRA重賞通算50勝にリーチをかける名門厩舎が、世界的名手・ムーアとのコンビで、新たな勲章をつかみ取る。

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