【エ女王杯】パールコード上々ラスト1F11秒7
「エリザベス女王杯・G1」(9日、京都)
秋華賞2着で自信を深め、古馬G1へチャレンジするパールコードは9日、「馬場状態を考慮して」(中内田師)栗東芝へ。イレイション(4歳500万下)を0秒3追走から直線で外へ出すと、グイグイ末脚を伸ばしてラスト1F11秒7をマーク。併入に持ち込んだ。
「先週は予定していたより随分と速い時計になりましたが、(きょうは)理想の追い切りができました。力を出せる状態に仕上がったと思います」と中内田師の表情は緩んだ。
同世代のタイトル・ホースたちが戦列を離れ、当舞台への参戦はかなわなかった。「3歳ではトップクラスの力を持っているとは感じていましたが、結果的にここで世代を代表する形になります。でも、あくまでも挑戦者の立場です」と気持ちを引き締める。
「秋華賞では悔しい思いをしましたから。ここでこの馬のいいところを見せたいと思います」。歴戦の古馬に伸びゆく若さをぶつける構えだ。