【競輪】武雄記念は浅井康太が連覇 記念は通算21回目V

 「大楠賞争奪戦・G3」(15日、武雄)

 12Rで決勝戦が行われ、浅井康太(32)=三重・90期・SS=が連覇を達成。記念Vは8月の弥彦以来で通算21回目。2着は沢田義和、3着には荒井崇博が入った。

 主役の座を渡さなかった。決勝は初日と同じ深谷マーク。浅井は打鐘過ぎから強烈なカマシを見せた深谷をぴったり追走。直線で鋭く伸びて先頭に立つと、そのままゴールラインを突き抜けた。

 4日から3日間、イギリスで行われたW杯に出場。帰国は8日だった。11日の前検日には、時差ぼけが残る眠そうな目で「練習不足です」とトーンは低かったが、徐々に体調は上向き。「深谷の出来も上がっていたが、初日より楽に追走できた」と最後は初日と見違える爆発力を発揮した。

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